近畿大学泉州高等学校 テニスコート整備工事(大阪府 岸和田市)
久々にアンツーカーコートの整備をさせていただきました。近年は人工芝のテニスコートが増え、クレーコートなどの土コートが減少している状況です。特にアンツーカーコートは絶滅の危機にさらされており、非常に希少価値のあるサーフェスになっています。以前は天皇家御用達のテニスコートといえばアンツーカーコートが定番であり、全国的に普及していましたが、整備が大変なのと、コストパフォーマンスの悪さで維持するのが厳しく、次第に人工芝コートへとスイッチしていく傾向が見られます。
当然このアンツーカーコートを補修・整備できる職人も減っており、全国でもごくわずかの職人しか整備できなくなっています。当社はこの職人を抱えており日本全国どこのコートでも整備ができる体制を整えていますので、アンツーカーコートの整備でお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
採用工法:GRフィールドアース工法
アンツーカーコート整備工事 施工手順

1.ライン撤去
テニスラインを丁寧に人力でめくっていきます。

2.雑掌除去
コート周囲の雑草を除去します。

3.雑草集積
除去した雑草を集積。草1本も見逃しません。

4.小石の除去
下層路盤の小石を撤去し場外処分します。

5.撤去作業完了
ラインと小石の除去作業が終わりました。

6.補充土の搬入(1)
撤去した部分に補充土を充填するため土を搬入します。

7.補充土の搬入(2)
現場が丘の上にあるのでレッカーを使って運搬します。

8.補充土の搬入(3)
レッカーで搬入された土を小型ダンプで運搬します。

9.補充土の散布
運搬した補充土をコート全面に配っています。

10.転圧
土を補充した部分を整正転圧します。

11.不陸整正
カンナカッターアタッチメントで不陸整正を行います。

12.最終仕上げ
GRフィールドアタッチメントで最終仕上げを行い、施工完了。